交錯の果てに…
二人の戦いは、まだまだ続くことになる。
どちらも製作者の魂がこもった至高の存在故、そう簡単に勝敗を決するわけにはいかないのだ。
(え?具体的な設定がよくわからない?誰もやったことのない異次元コラボなので仕方ありません。後で関連した説明や動画リンク貼るのでそれまでお待ちください。)
(どちらの世界も版権の狭間に生きる存在なので、大々的に騒ぎ立てないでいただきたいです。)
どちらも製作者の魂がこもった至高の存在故、そう簡単に勝敗を決するわけにはいかないのだ。
(え?具体的な設定がよくわからない?誰もやったことのない異次元コラボなので仕方ありません。後で関連した説明や動画リンク貼るのでそれまでお待ちください。)
(どちらの世界も版権の狭間に生きる存在なので、大々的に騒ぎ立てないでいただきたいです。)
憎しみと否定の奥義が交錯し、緋色に包まれた荒野の空間は脆くも崩れ去った。二人は元いた次元の狭間に戻り、相手の様子をまじまじと窺う。
否定の化身は、纏っていた純白の婚礼着に多少の解れは生じたものの、その能力と相まって戦闘面での問題は皆無に近い。
対する憎しみの化身は、衣裳が黒と赤の衣装に戻ったものの、元から強度的に問題がある腋の部分が破れ、両腕の部分に紐が通されている。
「…ほう、流石は尽きることのない憎しみを身に纏う者だ。今度は…暗黒の巫女とでも言ったところか。」
否定の化身トレヴィーニは痛烈な皮肉をこめて話す。憎しみの戦斧は「環火慰」本来の姿である刀に戻ったが、恐らく再生時に過剰な力がかかったのであろう。もはやそれは刀剣の柄を持つ幣へと姿を変えていた。
憎しみの化身『――――』は己の新たなる姿を眺める。すかさず天空へと飛びあがり、魔女の頭上に賽銭箱を落とす。
…ナギッ
しかしトレヴィーニはそこにいなかった。かといって黄金の風で防御した形跡もない。いったい何処に?
「ようやっと本気を出したか。ならばこちらも激流に身を任せ同化するのみだ。」
刹那、『――――』は蹴られた。どこから蹴られたのかわからない。見えないのだからしょうがない。
ナギッ、ナギッ
風があるのかないのかわからないような音が発せられる。しかし『――――』は怯まない。今の彼女は弾幕を生み出す空中戦向きの仕様。万が一にも己の戦場で負けるわけがない。トレヴィーニの狙いはそこであり、たとえ不利になろうとも本気を出させなければ困るのである。
「過程など私には関係ない。唯結果だけが事実としてそこにある。」
『――――』が生きてきたのは弱肉強食の世界。売れるために己を偽り、すべての敵を跳ね除けてトップの座に躍り出た存在だ。しかし唯一の理解者が自身の偉業が生み出した産物に殺され――――
「否、か。お主も否定の極意を用い生きてきたとみえる。」
『否定の化身』トレヴィーニは『――――』の過去をある程度理解することができた。それは幾重にも連なる否定の上に打ち立てられた砂上の楼閣。孔明の罠が張り巡らされ、鬼の面をした壊せない物体で支えられていたが、スイッチを押されたと同時にそれが全て破壊された。後には栄光によって得た莫大な財産が残るのみ。
否定を行使する者には2種類ある。それで好き勝手できる者と、逆に否定するしか方法のない者だ。もちろん否定の化身は前者であり、憎しみの化身は後者である。
「大人しく神罰を受けるか。それとも夢想封印されるか。どちらがお好みかな?」
「出来れば両方同時に。あとスペシャルトッピングとやらがあったらそれも追加で。」
ようやっと会話が成立した。トレヴィーニは早く『――――』の本気が見たくてしょうがない。だから挑発する。攻撃を要求する。そして最厄の扉は開かれた。
天知る海知る地知る。あらゆる神々の力を結集させた凶悪な攻撃。全てを消し飛ばし、トレヴィーニのように否定する。
ナギッ!
しかし、それは所詮トレヴィーニの乱暴な模倣に過ぎない。激流に身を任せている彼女は攻撃を軒並み弾き返し、足りない力を柔の奥義で補う。目標を失った攻撃は仲間割れを起こして爆発を巻き起こす。それは神をも葬る激流。しかし激流であるが故に命中しない皮肉。
「激流では勝てぬぞ…」ナギッ
持てる力を最大限に凝縮した一撃。否定を理解しつくした魔女にそのような茶番は効かない。が、向こうにも返し技はある。
「ならば何人にも逃れられない剣技で始末するのみ。」
幣になっても切れ味が残る環火慰を両手の人差し指と中指で支え、構えに入る。一種の溜め技だ。空中で構えているため安定性は下がるが、それでも威力は変わらない。
ナギッ「そこ!」「刹活孔!」
狂気に満ちた剣技と拳法の応酬。狙うはどちらも相手の秘孔。しかし、夢幻飛行と凪移動の前には全てが命中しない。だが、
「…星か。そなたは太陽ではなかったのか?」「永遠の苦しみを味わいなさい。否定の化身よ。」
戦闘の終結は近い。死兆星アルコルが異次元空間にその輝きを放っている。だが、『――――』は永遠への旅路をひた走る。「真実」を消し飛ばし、永遠の世界に閉じ込める。終わりのないのが終わり。
「天照大神の御技をこの手に…私マーメイ!」
死兆星のかすかな光を消し去るように、様々な性質を持つ波動がとめどなく放出される。それは紫外線か、赤外線か、可視光か、音波か、電波か、磁力線か。それとも別の何かか。ここまで来るとそのような概念は意味をなさない。
ジェラシー
なぜなら、すべて憎しみによる嫉妬から構成されているためだ。『――――』の服がこれ以上ないくらいたなびき、むき出しの腋が魔女に別れを告げようとしていた。
あぎと ユニバース・ディストーション
「次元の顎に引き裂かれよ。時別れ『腋の芳香』!」
波動が桃+赤+紫の幾何学模様へと変化し、桃源郷の芳香があたりを包む。まともに受ければ痛みもなく逝けるだろう。が、
「なら、お主も痛みを知らずに安らかに還りなさい。」
トレヴィーニは死兆星を自ら掴んだ。それは7つの星が備わる柄杓に姿を変え、中には闘気を体現した水が湛えられている。
「否定…無常破秩水!」
水の向かう先は牽正。それは一条の矢の如く、魅惑の腋臭を貫いていった…
「面白い…憎しみの化身とやら、気に入ったぞ…」
トレヴィーニは満身創痍だった。あらゆる世界の波動を吸収した至高の腋臭を全て受けきったのだ。それは否定しきれるはずもなく、自ら敗北を認めるかのように倒れ伏す。その顔は敗者にしてはあまりにも穏やかだ。
「ふん、それでは心おきなく閣下を潰すと…し…」
勝負を制し、地上に降りた『――――』は本来の目的を達するべくトレヴィーニに近こうとしたが、体がうまく動かない。
テーレッテー テテテーレッテー テレテテッテー
時すでに遅し、『――――』の関節はすでに機能しなくなっていた。牽正は確かに突かれていたのだ。そして…
どんがらがっしゃ〜ん…
『――――』はド派手に転んで砕け散り、本来居るべき場所へと帰っていった。
最後に残ったのは、敗北を喫して倒れ、そのまま満足げに寝てしまったトレヴィーニだけであった。
否定の化身は、纏っていた純白の婚礼着に多少の解れは生じたものの、その能力と相まって戦闘面での問題は皆無に近い。
対する憎しみの化身は、衣裳が黒と赤の衣装に戻ったものの、元から強度的に問題がある腋の部分が破れ、両腕の部分に紐が通されている。
「…ほう、流石は尽きることのない憎しみを身に纏う者だ。今度は…暗黒の巫女とでも言ったところか。」
否定の化身トレヴィーニは痛烈な皮肉をこめて話す。憎しみの戦斧は「環火慰」本来の姿である刀に戻ったが、恐らく再生時に過剰な力がかかったのであろう。もはやそれは刀剣の柄を持つ幣へと姿を変えていた。
憎しみの化身『――――』は己の新たなる姿を眺める。すかさず天空へと飛びあがり、魔女の頭上に賽銭箱を落とす。
…ナギッ
しかしトレヴィーニはそこにいなかった。かといって黄金の風で防御した形跡もない。いったい何処に?
「ようやっと本気を出したか。ならばこちらも激流に身を任せ同化するのみだ。」
刹那、『――――』は蹴られた。どこから蹴られたのかわからない。見えないのだからしょうがない。
ナギッ、ナギッ
風があるのかないのかわからないような音が発せられる。しかし『――――』は怯まない。今の彼女は弾幕を生み出す空中戦向きの仕様。万が一にも己の戦場で負けるわけがない。トレヴィーニの狙いはそこであり、たとえ不利になろうとも本気を出させなければ困るのである。
「過程など私には関係ない。唯結果だけが事実としてそこにある。」
『――――』が生きてきたのは弱肉強食の世界。売れるために己を偽り、すべての敵を跳ね除けてトップの座に躍り出た存在だ。しかし唯一の理解者が自身の偉業が生み出した産物に殺され――――
「否、か。お主も否定の極意を用い生きてきたとみえる。」
『否定の化身』トレヴィーニは『――――』の過去をある程度理解することができた。それは幾重にも連なる否定の上に打ち立てられた砂上の楼閣。孔明の罠が張り巡らされ、鬼の面をした壊せない物体で支えられていたが、スイッチを押されたと同時にそれが全て破壊された。後には栄光によって得た莫大な財産が残るのみ。
否定を行使する者には2種類ある。それで好き勝手できる者と、逆に否定するしか方法のない者だ。もちろん否定の化身は前者であり、憎しみの化身は後者である。
「大人しく神罰を受けるか。それとも夢想封印されるか。どちらがお好みかな?」
「出来れば両方同時に。あとスペシャルトッピングとやらがあったらそれも追加で。」
ようやっと会話が成立した。トレヴィーニは早く『――――』の本気が見たくてしょうがない。だから挑発する。攻撃を要求する。そして最厄の扉は開かれた。
天知る海知る地知る。あらゆる神々の力を結集させた凶悪な攻撃。全てを消し飛ばし、トレヴィーニのように否定する。
ナギッ!
しかし、それは所詮トレヴィーニの乱暴な模倣に過ぎない。激流に身を任せている彼女は攻撃を軒並み弾き返し、足りない力を柔の奥義で補う。目標を失った攻撃は仲間割れを起こして爆発を巻き起こす。それは神をも葬る激流。しかし激流であるが故に命中しない皮肉。
「激流では勝てぬぞ…」ナギッ
持てる力を最大限に凝縮した一撃。否定を理解しつくした魔女にそのような茶番は効かない。が、向こうにも返し技はある。
「ならば何人にも逃れられない剣技で始末するのみ。」
幣になっても切れ味が残る環火慰を両手の人差し指と中指で支え、構えに入る。一種の溜め技だ。空中で構えているため安定性は下がるが、それでも威力は変わらない。
ナギッ「そこ!」「刹活孔!」
狂気に満ちた剣技と拳法の応酬。狙うはどちらも相手の秘孔。しかし、夢幻飛行と凪移動の前には全てが命中しない。だが、
「…星か。そなたは太陽ではなかったのか?」「永遠の苦しみを味わいなさい。否定の化身よ。」
戦闘の終結は近い。死兆星アルコルが異次元空間にその輝きを放っている。だが、『――――』は永遠への旅路をひた走る。「真実」を消し飛ばし、永遠の世界に閉じ込める。終わりのないのが終わり。
「天照大神の御技をこの手に…私マーメイ!」
死兆星のかすかな光を消し去るように、様々な性質を持つ波動がとめどなく放出される。それは紫外線か、赤外線か、可視光か、音波か、電波か、磁力線か。それとも別の何かか。ここまで来るとそのような概念は意味をなさない。
ジェラシー
なぜなら、すべて憎しみによる嫉妬から構成されているためだ。『――――』の服がこれ以上ないくらいたなびき、むき出しの腋が魔女に別れを告げようとしていた。
あぎと ユニバース・ディストーション
「次元の顎に引き裂かれよ。時別れ『腋の芳香』!」
波動が桃+赤+紫の幾何学模様へと変化し、桃源郷の芳香があたりを包む。まともに受ければ痛みもなく逝けるだろう。が、
「なら、お主も痛みを知らずに安らかに還りなさい。」
トレヴィーニは死兆星を自ら掴んだ。それは7つの星が備わる柄杓に姿を変え、中には闘気を体現した水が湛えられている。
「否定…無常破秩水!」
水の向かう先は牽正。それは一条の矢の如く、魅惑の腋臭を貫いていった…
「面白い…憎しみの化身とやら、気に入ったぞ…」
トレヴィーニは満身創痍だった。あらゆる世界の波動を吸収した至高の腋臭を全て受けきったのだ。それは否定しきれるはずもなく、自ら敗北を認めるかのように倒れ伏す。その顔は敗者にしてはあまりにも穏やかだ。
「ふん、それでは心おきなく閣下を潰すと…し…」
勝負を制し、地上に降りた『――――』は本来の目的を達するべくトレヴィーニに近こうとしたが、体がうまく動かない。
テーレッテー テテテーレッテー テレテテッテー
時すでに遅し、『――――』の関節はすでに機能しなくなっていた。牽正は確かに突かれていたのだ。そして…
どんがらがっしゃ〜ん…
『――――』はド派手に転んで砕け散り、本来居るべき場所へと帰っていった。
最後に残ったのは、敗北を喫して倒れ、そのまま満足げに寝てしまったトレヴィーニだけであった。
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